『3つの「Re」〜ソフトウェアの信頼性を高めるためにぼくたちができること〜』 という話を Developers.IO 2019 Tokyo でしました #cmdevio

『3つの「Re」〜ソフトウェアの信頼性を高めるためにぼくたちができること〜』 という話を Developers.IO 2019 Tokyo でしました #cmdevio

Clock Icon2019.11.05

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事業開発部の塩谷 (@kwappa) です。

11/1(金)、クラスメソッドのイベントとしては最大規模の「Developers.IO 2019 Tokyo」が開催されました。ぼくも1セッション枠をいただき、『3つの「Re」〜ソフトウェアの信頼性を高めるためにぼくたちができること〜』というタイトルで発表しました。

発表スライド

セッション概要

「Team Reliability Engineer」というジョブタイトルを名乗っているので、Reliability : 信頼性をキーワードに内容を考えていきました。信頼性の高いシステムで価値を届け続けるには信頼性の高いチームで取り組む必要があります。では、信頼性の高いチームになるためにはどうしたらいいのか?を、主にチームを構成するメンバーがどうふるまったらいいのだろうか、という軸でまとめました。

以前紹介した心理的安全性についての話をベースに、よりチームのひとりひとりが価値を出すために心がけたいことにフォーカスした内容です。

「礼節」を推したい

このセッションは、準備をしている時に出会った「Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である」という本に大きな影響を受けています。「心理的安全性→HRT」という依存関係は以前から紹介しているのですが、その先で「礼節」に依存している、と考えるといろいろしっくりくるように思います。

もちろん過度な礼儀作法がコミュニケーションコストを増大させるようなことがあっては本末転倒なのですが、お互いに信頼し問題解決に取り組む「心理的に安全」な状態を目指すには、まず普段から礼節ある態度でふるまうのが遠回りなようで一番の近道ではないでしょうか。

セッションを終えて

圧倒的にテッキーなセッションが多いイベントにこういう話をする枠をもらえたこと、そしてこういう話をする枠にたくさんの方が来てくれたことに感謝しています。これからも「チームの信頼性を高めること」がエンジニアリングと言えるようになるまで、継続的にインップトとアウトプットを繰り返し、チームにフィードバックしていきたいと思っています。「Team Reliability Engineer」とはいったいなんなのか、これからも追求し続けていきます。

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